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ありす+2

プレイ時間 CDレス
プレイ
CG枚数 H回想 ボイス 評価
17分★ 23枚※ 無し フル -

★正確には16分57秒・・・・。

※omakeフォルダにBMP形式で収録されている枚数。

★事前に期待していたもの
特に無し。敢えて挙げれば、「ありす+」の衝撃のラストからどうやって物語を繋げる
かには興味があったりはしましたが。まあ、惰性の極限というか、何と言うか。

システム  要するに、映像作品みたいなものですね。システムはありません。

 MPEG形式の低画像度版
 ショックウエーブプレイヤー版
 Macromedia Projector形式の高画質版

 の3種類がCD−ROMに収められています。
 DVD-VIDEOも同梱されています。

 前作のような、サウンドノベルとかサウンドモードはありません。
 実にさっぱりというか、シンプルな内容ですね。
音楽・CV  音楽、曲数は少ないです。
 数える気力もありません、すいません、ヒマが絶望的にないのです。
 音楽の質自体は悪くないと思うんですが、これどっかで聞いたというか、使いまわゴフ
ン、ゲフン、ゴッホン…。

 CVですが、声アリの登場キャラクターは、「ありす」他2名。
 エンドロールでは、2名の方が声を担当されているようです。
 殆ど「ありす」だけしか声がありませんけどね。
 演技としては問題ないレベルです。前作もこれだけは平均以上でしたので、ここでレベ
ルを下げなかったのは評価に値する…かな…?
CG・立ち絵  まず背景。
 前作よりもかなりマトモになった気がします。
 但し、「ありす」の部屋の内装とか、物凄くチープな部分はまだありますが。
 それでも、ラフスケッチのような背景絵を使っていた前作よりはかなり進歩したといえる
でしょう。比較の対象がなんぼのもんですけどね。(;´Д`)

 絵ですが、かなり見れるレベルまで這い上がってきたというか、何と言うか。
 少なくとも、一部の「見せ」絵だけで騙くらかしていた前作よりは、絵としては随分良く
なっています。

 しかし、相変わらずアニメーションらしいアニメはありませんね。
 口パクとか、ちょっとしたパーツの動きとか、シャワーの水が動いているように見える
代物をアニメーションと呼べるなら、アニメは入っているんでしょうけど。
 しかし、地上波でこの程度の動きしかないアニメーションを放映したら、暴動が起きそ
うですけど。

 やはり、紙芝居ゲームというのが正しいです。
 ズームやスライドという具合に1枚絵をタテヨコに動かすのをアニメーションと強弁する
メーカーさんはかなり素敵ですね。(;´Д`) 
エロ  ネタバレになってしまいますが、大半が「ありす」の自慰シーンです。
 アニメーションらしいアニメーションは殆どありません。1枚絵を見せながら、声優さんが
オナニーボイスを垂れ流すだけです。
 その他、トイレでの放尿シーンとか、着替えのシーンもありますが。
 女子更衣室の着替えシーン(サブキャラ多数の下着姿)というサービスカットまで用意
されていたのには驚きました。
 こういうユーザーへのサービスが出来るという事実に対してですが。絵的にはかなり
手抜きだったりするのはご愛嬌としておきませう。

 まあ、実用性は前作と比べると格段に上昇したかもしれません。
 本番スキーの方にとっては、完全に裏切りの作品となってしまうでしょうけどね。(理由
は後述)
シナリオ  前作「ありす+」で私を数分笑わせてくれた、
 「世界を変える出来事」=「衝撃のラスト」。

 この続編を最初は期待していたのですが、以下のような紹介がなされていました。

 学生の主人公・ありすは授業を受けている最中、突然エッチな気分になり発情して
しまう。覚醒したかのように性に目覚め、淫らに変貌していく彼女。そして、ところ構わ
ず痴態をさらし、いろんな男と肉体関係を結ぶようになる・・・。

 ですので、「若槻ジン」も登場しない、同一キャラクターを使いまわし、否、活用した別
世界・別設定のお話だと想像していました。

 だがしかし、

 こんなシーン、カケラも出てきません。

 エロの所でも述べましたが、大半が「ありす」のオナニーシーンと意味無し露出絵で
構成された紙芝居です。
 まあ、「若槻」クンが絵だけでも登場したり、登校拒否している設定が少し語られます
ので、「ありす+」の少し前の時間のお話を「2」で補完したと、好意的に考えましょう。
つーか、そう考えないとやってられません。
 「シンデレラ」という物語を何かモチーフと云うかメタファーとして使いたいらしい姿勢が
見えているような見えていないような…。結局訳分かりません。

 ひと言で述べると、「思春期女子高生の欲求不満日記」
 そんなところに落ち着くかと。
 従って、シナリオとかありません。
 安物のアダルトビデオ(オナニーモノ)のCDブック版、声付き紙芝居版ですな。
総評  発売日から数日、東京の外で週末も関係なく仕事していたので、中古発見して、即
捕獲しました。
 新品で買わなかったのは久方ぶりのように思ったり。
 というかDVDビデオ要らないので、もっと低価格化してください。(土下座)
 マニュアルや葉書を省くなら、もっと他に省くものがあるだろうと子一時間(以下略)。

 絵的には随分真っ当なモノに近づいてはいます。
 アダルトジャンルとしての実用性は赤丸急上昇です。

 が、インパクトが皆無でした。事前情報と内容が異次元的にかけ離れているという部
分にインパクトはあるかもしれませんが、それを知らずに買ったら単なるオーソドックス
なオナニー作品ですし。

 笑える部分がありません。
 いきなり妹が出てきたり、お色気系の女教師を登場させているのに、英語の教科書
だけを読ませるだけだったりと、サブキャラでも笑えなかったのは痛いです。意味不明
な存在故に笑える部分があっても良かったのに。(何を期待しているのか…我ながら)

 ひと言、面白くなかったです。

 中途半端にマトモで、駄目な部分でのパンチにも欠如した、毒にも薬にもならないオ
ナニーモノに仕上がっているので。
オススメ度  私の購入した中古価格だったら、値段に対しての実用性がそれなりにあるかもしれま
せん。
 定価では、全くコストパフォーマンスが低いのは言わずもがな。
 アニメーションというウリに期待しないという前提なら、絵さえ気に入れば買っても良い
・・・かもしれなくもないかもしれません。(どっちだ?)

 常のこのメーカーの凄い部分に期待しているコアーな人達にとっては、かなり平凡で
面白くないですね。(断言)オススメは出来ません。
 ネタとして楽しむのにも足りない要素が多過ぎます。
 とはいえ、良質とは言い難い低ボリュームの映像作品ですからねえ。これで1kゲーム
として販売すれば、評価が覆る可能性は大いにあるか…なあ…? 
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