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カラフルハート〜12コのきゅるるん♪〜

プレイ時間 CDレス
プレイ
CG枚数 H回想 ボイス 評価
26時間程度★ 不可 156枚 12枠 フル 4.5点

★クリア順番。
「雫々恵」→「まなか」→「りりか」→「美晴」→「苺」→「静流」→
「隼」→「のどか」→「柚姫子」→「鈴音」→「桃月」→「千早」

1回目10時間強。
2回目以降最初の選択肢から開始して1時間〜1時間30分程度。
「静流」のみ分岐からで30分強。
BADENDまで既読スキップを使用して40分くらい。BADEND見た回数10回位。(涙)
このロスを差し引くと、20時間弱で最短コンプリート可能?

★事前に期待していたもの
姉妹作「カラフルキッス」がそれなりに面白かったので。
前作での足りなかった点(ボリューム少ない。個別シナリオ薄い等)がどのくらい
改善しているか見たかったので、付属サントラ抜きの中古品を発売日に購入。

システム  しかし、このメーカーさんの足回り、作品ごとに変わるのは製作チームの違いでしょ
うか?是非とも安定したベーシックで固定して貰いたいですね。次の「MOEラブ」も
体験版プレイした時点では、システムが違う様子ですし。

 基本的に、このゲームに関しては基本は揃っていると思います。

 操作系は、メッセージウィンドウ右上(CG表示時は右下に移動)のアイコンをクリッ
クする事で行います。
 このメニューの中に、右クリックとホイールマウスに操作を割り振るコンフィグがあ
り、右クリック・ホイールマウス共に
 メッセージウィンドウの消去
 オートモード開始
 テキスト読み進め
 の3つの機能を選択できます。
 が、ホイールマウスが、既読メッセージ読み返し及びテキスト読み進めに対応して
いるので、ホイールを押す機能は放置するが吉。
 私はメッセージウィンドウ消去に両方を割り振りました。

 アイコンにて以下を操作。
 過去ログ参照(環境設定で読み返しのテキスト量を3段階設定可能。)
 オートモード開始・終了
 メッセージスキップ(既読・未読判定有り。Ctrlキーでもスキップ可能。)
 メッセージウィンドウ消去
 セーブ・ロード(56スロット)
 環境設定呼び出し

 コンフィグ画面では
 フルスクリーン・ウィンドウモード 切り替え。
 メッセージスキップの既読のみ、又は一括の選択。
 メッセージ表示速度調節。(4段階)
 オートモードのクリック間隔調節。(5段階)
 フェード効果のスキップ 有無選択。
 フェード速度調節。(4段階) 「瞬間」に設定するとアイ・キャッチをスキップ可能。
 音声・BGM・効果音音量調整(アナログバー。キャラ別に音声On/Off可能。)
 キャラクター別にメッセージのフォントと色を変更可能。

 システムボイス
 画面の説明をするマスコットキャラ
 アイキャッチに登場キャラを固定

 以上の3項目をエンディングを見たキャラクターに変更可能です。

 機能的には使い易いです。ホイールにてメッセージが読み進めるのが宜しい。

 が、フェード効果を最大に速くしてもメッセージスキップの速度がやや遅い。
 効果音が入っている間はメッセージが飛ばせない。
 この2点がネックです。
 特にスキップ速度。一般的な水準からすれば、それ程遅くは無いんですが、ゲー
ムのシステムとしてはかなりストレスの溜まる仕様です。これは後述します。 
音楽・CV  サウンドトラック抜きのゲームが異様に安かったので、(有りと比較すると2000円
以上の差が・・・)そちらを購入しました。
 看板である独特のOPソングにはあまり興味なかったので。

 オマケモードの音楽鑑賞では16曲が聞けますが、そちらでもOPソングは聞けます
し、MPEG形式のOPアニメーションもHDDにコピーされますので何時でも閲覧可能
ですしね。

 もっとも、このOPソング目当てでゲームを買った人も多い気はします。あの音楽CD
抜きで売られている中古の多さ−しかも発売直ぐ後なのに−を見ると。(汗)
 確かに、ゲームを立ち上げると、自動的にOPアニメーションが流れ、OP画面に辿り
突いてもOPソングが流れるというツー・プラトーンアタックを繰り返していると、段々
この歌が耳に憑いて離れなくなってくるのは、製作側の勝ちかも。(苦笑)

 歌としてはOPの画像演出に良くマッチしてますが、OPも歌も「カラフルキッス」の
焼き直しというかセカンド・ヴァージョンという感じですね。合いの手の電波コーラス
の分量は遥かに増量されてますけど。

 その他の曲に関してはまるで印象が残りません。エンディングのテーマにしても
音楽はあって無きが如しですから。
 良くも悪くも完全にOPソングに喰われてしまった他のBGM。・・・・まあこれで良い
のでしょうけど・・・・・。

 CVに関しては、「雫々恵」役の方が故意なのか相当素人臭いのが気になりました
が、後は演技自体は問題の無い声優さんを揃えていると思います。
 問題はキャラクターのイメージに合致しているかという点でしょうか。
 最初は「千早」役の方の声が落ち着き過ぎている感じがしますし、他の方も何とな
くですが、キャラクターと合致していないように感じました。
 まあ、やっているうちに違和感が薄れて慣れてしまいましたけど。

 「桃月」のアヤシイ中華風日本語は流石に素晴らしい演技でした。 
CG・立ち絵  微妙です。
 立ち絵と一枚絵CGとの格差が大きいキャラクターもいれば、立ち絵の方が可愛く
見えるキャラクターもあり。反対に一枚絵の方が立ち絵よりも良く描けているキャラ
クターも。
 と、以上のようにムラがかなり目立ちます。
 立ち絵のポーズは固定。表情はこれまたキャラクターによって個人差があり、豊富
に見えるキャラクターから、ややパターンの乏しいキャラクターまで千差万別。
 原画家さんが4名見えるという事ですので、ある程度のバラつきは仕方ないのかも
しれませんけど。

 個人的な感想ですが、
 立ち絵と一枚絵共に良かったキャラクター
 「柚姫子」、「千早」、「りりか」、「雫々恵」。

 立ち絵よりも一枚絵が良かった。
 「のどか」、「静流」。

 立ち絵の方が一枚絵よりも良かった。
 「桃月」

 良いとは言えないけど、まあ安定か。
 「鈴音」

 残りは、ちょっと微妙過ぎます。中でも 「隼」、「苺」は一枚絵での乱れと立ち絵の
落差が激しいです。「苺」のエンディングCGはかなり駄目でした。
 「美晴」、「まなか」も一枚絵でかなり絵柄や全身のパーツに乱れがあります。

 加えて、CG枚数そのものが少ないです。
 初回プレイ10時間以上で、各キャラクター平均12枚。
 「静流」がビキニで風呂場に乱入するシーンで、CGが無いのには呆れました。
 他にも、ここでという所(「桃月」が「シェー」のポーズで固まるシーンとか、挙げれば
キリがありません。)でCGが出ないのはお寒い限りです。

 一番良かったのが、アイキャッチでのデフォルメ2頭身キャラクター。そしてマスコッ
トになっているチビキャラだと思うんですが。(汗)
 コミカルでコケティッシュで、安定しない立ち絵や一枚絵よりもホンワカしています
から。後、OP画面の統一絵柄でデフォルメされたキャラクターも良いですね。
 数キャラクター、スクロールで隠れたり、タイトルの文字で隠されてしまうのが泣け
てきますけど。
エロ  初回プレイで10時間強。
 ゲーム開始からHシーンまでの所要時間は9時間30分位・・・・・・。
 その間、精々下着を見たりスクール水着が見れるCGが1枚出るか出無いか程度。

 実際、家庭用ゲームをやっているのでは、と錯覚しそうになってしまいました。

 本当の終盤で1回しかエロシーンはありません。尺も短目です。
 それらの乏しさを補う為に、1プレイ2ラウンド制を採用している濡れ場が殆どです。
 体位は2〜3回変えてくれますし、射精も複数回が殆どです。
 しかも全て中出し。中出しして溢れ出す場合が多く、精液は控え目ながらそれな
りに女体に掛けられている方ではないかと。
 更にフェラチオや69でお互いの陰部舐め合いもほぼ標準装備です。
 演技は問題なし。日常会話でのぎこちなさも、絡みシーンでは影を落としていませ
んから無問題です。

 ヒロインは全員処女ですが、ちゃんと感じて喘いでくれます。まあ、1回しか本番シ
ーンが無いので、ここで感じてくれなければ意味が無いんですけどね。

 冷遇されているのが、眼鏡娘「美晴」と中華ツインテール娘「桃月」。
 複数ラウンドが基本の中で、どちらも1回戦のみ。「美晴」は体位の変更もなし。
 「桃月」はフェラチオ無し、本番1回のみ。

 特徴としては「りりか」と「鈴音」以外、ツルペタなキャラクターが皆無な事ですね。
 標準以上から巨乳キャラクターが8割以上。ロリ属性の方には辛いかも。

 ゲームの方向性としては「萌え」系狙いで作成されていると思いますが、「萌えエロ」
ではありません。
 “エロ1回だけゲー”としてはその密度は濃い方ですが、ボリュームと比較すると、
かなり寂しい内容です。
 エロの濃さには一切期待しない方が無難かと。
 ただ、  描写は結構濃厚ですし、主人公がHシーンでオヤジキャラに豹変しない、
という点では評価したいです。  
シナリオ  学者の両親に翻弄され、世界中を駈けずり廻らされていた主人公「弘樹」。
 久々に日本に戻ってきて幼馴染の「のどか」と静かな日々を過ごしながら、大学
受験の準備をしていた。
 そこに自称許婚の娘が次々と出現し、更にメイドや親戚のロリ娘や、惚れ薬を飲ん
で主人公一筋になってしまった中華娘等、12名の美少女が集まり、騒がしい日常が
始まる。
 で、4ヶ月の間に彼は嫁候補をひとり選ばないと、両親の元へ戻らされるという制
約を与えられてしまった。さあ、どうする・・・・。

 という、まあ主人公の家になし崩しにヒロインが同居していくタイプの日常劇が展開
されます。
 メーカーのイントロダクションでは、「12人の許婚」となってますが、実際に許婚の
ステータスがあるのは自称も含めて半分にも満たないように思えたりしますが、まあ
肝心なのはヒロイン12人というインフレーション率の高さですからね。

 で、肝心の12人も攻略対象が存在する物語ですが、物凄〜〜〜く長い共通ル
ートが、ほぼ一本道で存在。
 そこに選択肢によって個別エピソードやイベントが各ヒロイン毎に散りばめられた
形が基本になっています。
 ヒロインルートに入る選択肢をチョイスする事で若干のヒロイン固有イベントがあり
ますが、ゲームの90%は共通ルートと考えた方が良いでしょう。

 丁度主人公が大学受験を終えた頃合から、実に唐突にヒロイン個別ルートに突入。

 殆どの場合、前振りが不十分なうちに主人公がヒロインに告白。
 その後光の速さで和姦Hに突入。
 そのまま他のキャラクター放置してエンディングへ雪崩れ込む。

 という3段活用で物語が締め括られます。
 もう少し広範囲で捉えると、賑やかな日常でヒロインと交流を深め、最後はHで結
ばれてハッピーエンド。こんな流れです。

 大体の基本は、幼い頃に『とある約束』(ベタなアレですね。)をヒロインとした主人
公がその約束を思い出し、ヒロインと結ばれるというパターンが主。
 幼い時に出会ってなかった数名のヒロイン達に関しては、普通の出会い恋に落ち
るというストーリーが基本となります。

 「隼」シナリオのみ、かなりファンタジー風味がある異色の物語となっているのが大
きな特徴でしょう。
 それ以外は、特に奇抜な事件や非日常設定が出ることもまず無い、普通のマッタリ
した日常が描かれるタイプの物語となっています。

 シナリオとしては、キャラクターの会話や日常生活に関しては丁寧に書かれており、
この面に関しては合格点以上の出来だと思います。
 しかし、大半の場合、共通ルート9以上に対して、個別ルートが1以下という分布が
やはりこのゲームのネックになります。
 兎に角、主人公がヒロインに告白する動機付けが弱過ぎる。
 前日まで他のヒロインと同格に扱っていたのに、突然「好きだ。」は無いでしょう。
 個別ルートが無いに等しいので、告白までのヒロインと主人公の関係する密度が薄
過ぎるのです。
 しかも、主人公は共通ルートではほぼ八方美人的な付き合いに終始しているので、
幾らヒロインが主人公スキスキであっても双方向ラブ状態になっていない。
 この状況で結ばれてしまうので、不自然さが炸裂。
 共通ルートの丁寧なお話の積み重ねが台無しになってしまう展開。この点がシナリ
オの重大な瑕疵になってしまっているのです。

 これらはやはり12名というヒロイン人口の高さが遠因となっているかもしれません。
が、共通シナリオ部分は良好に書けているのに、個別だけ激薄シナリオになってしま
うアンバランスさはかなり疑問です。
 ライター氏が息切れしたのか、ボリュームの配分に失敗していびつなウェイトになっ
てしまったのか解りません。
 しかし、12名のヒロインを登場させた割には、共通部分に限れば、物語が分散する
傾向は宿命的な設定のフィードバックとしても、期待以上のものになっているのです
から、後半の失速は謎です。
総評  まず、初回プレイはそこそこ楽しめました。ヒロイン別のイベントや全員でワイワイと
過ごす生活が丁寧に書かれているので。

 が、問題は2週目以降。選択肢によってやや個別イベントが変化しますが、既読ス
キップを活用して読み飛ばす部分が40分。その後、個別イベントが30分より。
 つまり、初回プレイで大半のイベントが消化できてしまい、ヒロインの抱える問題等、
各々のヒロインの根幹がほぼ見えてしまうのです。
 3〜4回プレイしてしまうと、殆どのイベントが攫えてしまうので、後はひたすらCG回
収とHシーン閲覧、エンド確認の作業に陥ってしまいます。
 しかもスキップが遅くは無いとしても、プレイ時間の半分近くを占める。その上バック
グラウンドでは作動不可という仕様の為、個別ルートへ入る待ち時間がひたすら苦
痛になる危険性が高い。

 そして、最大の問題は選択肢によるフラグ管理がシビアな事。
 例えば「千早」の場合、道場へ行った際、「呼び鈴を押す」選択をしないと「千早」エ
ンドには辿り着けません。
 それ以上に、「桃月」のシナリオは滅茶苦茶苦労させられました。選択肢をちょっと
でもミスするとBAD直行。
 又、「のどか」ルートは「隼」のシナリオをクリアしていないと入れない模様ですね。私
は「のどか」狙いでそのまま「隼」シナリオに入ってしまい、その後「のどか」をクリアし
たので問題はあまり無かったんですけどね。
 かなりBADENDを喰らいました。素直に攻略サイト頼った方が良いですね・・・・。

 12名というヒロイン数ですが、微妙にキャラクターが被ります。
 我が侭系の「りりか」と「まなか」。
 天然系の「静流」と「柚姫子」。
 家庭的ヒロインの「隼」と「雫々恵」。
 が代表的な被りですね。
 しかし、ヒロインの性格はそれなりに個別化・独自化出来ており、完全にキャラクタ
ーが被る事無く、それぞれ固有の味を出せている所は、シナリオの所で書いた事と重
なりますが、なかなかの努力の賜物かと。

 が、やはり12名という飽和状態は完全には解消されず、影の薄いキャラクターがか
なり生成される結果になってます。
 個別シナリオの印象も含めてですが、基本の共通ルート部分で目立たないキャラク
ターは以下。

 「のどか」
 メインヒロインの筈なのに同居しない。個別シナリオ以外では物凄い出番が少ない
うえ、個別ルートでも独占欲の強い、負の勘定が目立ってしまい、いまいち。Hシー
ンの濃さは流石にメインかな。

 「美晴」
 眼鏡娘。共通ルートでは殆ど出番なし。Hシーンも一番短い。扱いぞんざいだなあ。

 「静流」
 BADEND救済キャラ。天然ボケの高さで「柚姫子」に及ばず、おしとやかさに関して
も完全に「隼」に喰われている。出番多そうで少ない。シナリオもベタ。

 この3名は特に影が薄いですね。

 印象が強くても性格的に好きになれないのが、ゴーイング・マイ・ウェイ過ぎな「ま
なか」とお子様「りりか」。個人的に気に入りませんでした。

 男勝りお色気系。でも主人公より年下の「苺」と、超絶ブルジョワ娘「柚姫子」。
 ・・・どっちもシナリオがありきたり過ぎ・・・・。

 同居していないのに良い味出していた中華ツインテールの「桃月」やメイド娘
「雫々恵」、「まなか」や父親とのドツキ漫才が楽しい拳法娘「千早」。
 彼女たちはキャラクターが良いのに、個別ルートが性急過ぎ。特に「桃月」は手抜き
としか思えないくらい雑でした。

 その性格のキツさとファンタージシナリオが良くも悪くも印象的な「隼」。
 独特の冷静さと突っ込みが冴える「鈴音」。
 この2名がシナリオ量としては一番多かった気がします。
 まだ、主人公と結ばれる経緯がしっかりと書かれている恵まれたキャラクターです。
 比較的許容できた個別シナリオはこの2キャラのみでした。12分の2=6分の1で
は、少々ヒット率が低過ぎですね。(シナリオの出来に関してのお話ですよ。)

 それから「大学受験」という設定を持ち込んだ為、主人公があまり動けずハメを外
せずになってしまい、物語に動的な展開が欠如してしまっているのもマイナスです
か。

 もう1つ。プロローグで土地の描写を延々とされるのはクドかった。土地勘の無い
人には完全に蛇足な文章ですね。
 キャラの顔見せはもっとスピーディに行って貰いたいものです。

 全体として萌えとシナリオ性の両方を追いかけたけど、どちらにも特化出来ずに、や
や半端になってしまったゲームという感が強いです。
オススメ度  ヒロインシナリオ薄いという点では「カラフルキッス」と同レベルになってしまいまし
たか。
 しかし「カラフルキッス」がワンプレイ3時間強から、とお手軽に楽しめる内容だった
のに、なまじボリュームを増やしてしまったので、どうにも冗長さが増してしまった感
じです。
 この点を、のんびり楽しめれる方なら、かなり違った感想を持てるとは思いますけど。
 しかし、複数回プレイが退屈になってしまうのは大きなマイナスポイントでしょう。

 ここまで丁寧に共通部分を描写するなら、ヒロインルートをもっと突っ込んで書いて
欲しかったと思います。
 キャラクターの性格もそれなりに立っているし、笑えるシーンも多かったですから。
 特に全員が出てきてアレコレと騒ぐシーンは微笑ましいし、「まなか」を発火点とした
掛け合い漫才も面白かった。
 「千早」と彼女の父親の親子コントは更に笑えました。

 と光る要素があるのに、全体を通すと、竜頭蛇尾というか尻切れ蜻蛉というべきか、
アンバランスで尻すぼみな物語になってしまったのが悔やまれます。

 個人的にはオススメが微妙なので4.5点の採点です。(2/15下方修正。あまりにも
印象が薄れるのが速過ぎるので。)
 
 萌えもシナリオも良く言えばそこそこ以上ですので、楽しめないゲームでは決して
ないですし、平凡作以上だとは思うのですが、高い評価が出せない微妙なゲームだ
なあ。
 が、キャラクターの掛け合いとマッタリ日常が好きな方なら5点に1点〜2点プラスで
考慮して戴ければと思います。 
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