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The Black Box

プレイ時間 CDレス
プレイ
CG枚数 H回想 ボイス 評価
15時間程度★ 137枚 17枠 無し 8点

★初回プレイ約3時間(シナリオ3のBADEND)
2週目約1時間30分(シナリオ3)
3週目約2時間30分(シナリオ2)
4週目約1時間(シナリオ2BADEND)。
5週目約4時間(シナリオ1)
その他、シナリオコンプリートや攻略失敗BADENDに費やした時間3時間程度。
全てシナリオの最初からプレイ。
各シナリオのENDだけ見るなら、推定10時間強。

★事前に期待していたもの
2003年末に秋葉ワゴンにで新品を1000円台(涙)で見かけたので確保。
推理、ミステリーモノを期待。
発売当時は他のソフトとかなり重なって、正直チェックすらしてなかったのですが・・・。

システム  正直、使い勝手の悪い足回りです。
 最近の充実振りを考慮すると、かなりビハインドのあるシステムだと思います。
 メーカーさんから修正ファイル出てますので、当てた方が宜しいかと。

 操作は画面右上端のサブメニュー操作パネルからプルダウン。
 右クリックによるメニューバーの呼び出し。 以上の2系統。

 サブメニューのパネルにはクイックセーブ・ロードのアイコンが有り、それぞれ1つだけクイ
ックセーブとロードが可能。
 他は、
 画面左上端の日付のOn/Off
 主な登場人物のバストショットを表示し、人物絵をクリックする事で、簡単なキャラ説明を
閲覧
 テキスト履歴表示
 既読スキップの開始
 次の選択肢まで早送り
 ウィンドウの消去
 セーブ・ロード操作(80スロット)

 が選択できます。

 右クリックでは、上記したサブメニューの始め2つを除いた操作全て。
 フルスクリーン・ウィンドウモード 切り替え
 テキスト速度調節(3段階)
 音量調節(アナログバー)
 テキストフォント変更(20種類以上)
 画面効果のOn/Off
 ゲーム終了操作一連

 と書き出してみれば、それなりに揃っているように見えます。

 が、メッセージスキップが遅い。しかもシーン切り替わりの場面で画面をワンクリックしない
と進まない場合が非常に多い。
 音量調節しても、ゲームを再起動するとデフォルトのマックス状態に戻る。
 フルスクリーン・ウィンドウモードも過去のプレイを引き継がない。
 フルスクリーンに切り替えて、一度右クリックすると、必ず一度だけ画面が最小化される。
(これはウチの環境依存かもしれませんが。)
 システム音(セーブ・ロードやメニュー選択)が異様にデカイ。というか五月蝿い。
 テキストフォントがデフォルトでは擦れてしまっており、かなり太目のフォントにしないと非
常に見辛い。
 効果音がBGMと比較するとかなり大音量でバランスが悪い。これは調節は可能ですが。
 「タイトル画面に戻る」が「メニューに戻る」と書かれており、判別が付き難かった。これだ
と環境設定に戻ると思ってしまったりしました。(汗)暫くは戻る場合ゲームを落としてた。
 タイトル画面のメニューからCG等の閲覧画面に行って戻った後、タイトル画面で右クリック
が使えなくなる等々、ちょっと不安定かもしれません。

 と、非常に扱い難いです。
 機能は一通り何とか揃えた感じですが、揃えただけで中身は伴ってません。
 ここで減点対象になってしまってます。
 後、プロローグの後に入る実写の取り込みを交えたOPが物凄いカクカクしました。
 ウチのPCは無駄にスペックが高いのですが、VRAM256MBのPentium4 3.0GHzでも駄
目なムービーって一体どのくらいのスペックが要るんでしょうか? 
音楽・CV  主題歌は、もうお馴染みの女性ボーカルさんですね。
 ゲームを立ち上げると、本編のOPとは別にプロローグ的なOPが有り、そちらで流されます。
 まあ、無難でしょうけど、ゲームのカラーには合ってない気がします。
 この曲だけBGM鑑賞モードで聞けませんが、同梱のマキシングルに収録されている親切
設計。
 EDテーマは唯一のTRUEで流れるのがフュージョン・ロック風の軽快な音楽で、てっきりボー
カル曲が来ると思っていたので、驚き。
 曲的にはこういったインストは好きですが、作品のラストに散りばめられたギミックには合っ
てないようにも思えたり。
 一応、30曲もBGMがあるのですが、かなり無音の間が長いゲームで、音楽はあまり多く使
用されていないので、どの曲も印象が薄いです。

 笑えたのが、「見る」コマンドでアイテムを発見したり、怪しい発言を聞いた時に、ファンファ
ーレ風のBGMが鳴る演出ですね。「ファミ●ン探偵倶楽部」を思い出してしまいました。(古)
 が、これは良い音の使い方だと思います。
 無BGMにしてSEサウンドだけで引っ張るという手法も、緊迫感を与えたり、不気味さを盛り
上げるには適切でした。
 が、如何せんBGMの印象が薄いので、今ひとつかなあ。
 もう少しBGMを多目に使っても良かったと思います。

 CVは無し。最近では珍しくなってきました。私個人は声が無くても全然気にしませんし、そ
れを減点対象にはしません。
 実際、声が無くても十分に楽しめました。
 男性キャラクターの登場人数が多いゲームでしたので、完全フルボイスにされると鬱陶しか
ったようにも考えてます。
 あればあったで、楽しめたとは思いますが、声を聞くことでプレイ時間が長引き、少し疲れ
易くなったかもしれません。プレイ時間としては適当なゲームでしたのでこれで良かったかと。
 後、下で触れますが、かなり絵柄に問題があるので、却って演技の素晴らしいCVがアテら
れると、絵とのギャップに苦しんだ危険性もありますので・・・・。
CG・立ち絵  立ち絵はかなり酷いです。デザインとしては悪くないと思うのですが。
 塗りは荒いし、線がハッキリしないので、キャラにフォーカスが掛かったようにボヤけて見える
場合が多々ありました。
 立ち絵のパターンも多くないですし、ポーズ自体も非常に乏しいです。
 怒りの表情に目の周りに影をつけて目を見せないという書き方を幾つか使ってますが、かな
り不自然な気がします。
 ちょっとこの立ち絵は頂けません。喜怒哀楽の表現も上手に出来ているとは言い難いですし。
 しかも、背景は意外にしっかりしているので、余計に立ち絵のショボさが際立ってる始末。

 対して、1枚絵はそれなりです。というか立ち絵が酷過ぎるので、相対的に見るとかなり上に
見えるのですが・・・。それを差し引いても、1枚絵は塗りも線もきっちりとしてます。
 但し、表情によってはキャラクターが別人に見えてしまったりしますが。
 後、キャラクターの書き分けがいまいちかなあと思ったりして。ちょっとCGモードで見ると、誰
が誰だか解り難いキャラクターが多いです。
 殆ど巨乳ですし、髪の毛の色もヘアースタイルも似通ったキャラクターが多いので。
 「今日子」と「真希」の区別が1枚絵では付け難いよう・・・・。

 ちょっと遠景のショットになると、眼を入れずにノッペラボウな顔にしている絵がある。という
具合に、意外に眼を描かない絵が多いのですが、これまたちょっと違和感ありますね。
 
 それから、過去の回想シーンでは、イラスト風鉛筆画的な絵柄にチェンジするのですが、こ
れが塗りの濃い目の1枚絵とかなり格差があって、ちょっと戸惑う面がありました。タッチ的
には少し手を抜き過ぎな気がしなくもないです。

 グロテスクな1枚絵も登場しますが、全てモザイクでヤバい部分を隠してくれますので、残虐
絵が駄目な方でも安心。(笑)
 更に、かなりパンチラが多い(しかも白)ので、そちらの嗜好のある方にはオススメかな?
エロ  まず、ビハインドとして声がない事は大きいでしょう。
 声で補える部分がありませんので。
 正直、シーン回想数は17枠とそれなりにあるのですが、エロに関しては厳しいですね。
 回想シーンでも濡れ場ではなく、単に水着美女ともつれ合うとか、手コキ奉仕、フェラのみ、
といった具合に本番に至らないシーンがそこそこ。
 同じCG使い回しの別パターンHも入っていますし。見掛けほど数は多くない。

 サスペンス・推理モノというと陵辱、という卑俗なイメージが私にはあるのですが、そういっ
たハードなHは皆無でした。
 全体として、尺は短めだし、濃厚なHシーンもありません。

 特徴としては、主人公がピーピングする他の男と女性キャラの絡みが結構ある事。
 安易に主人公にHさせると、BADEND直結なシーンもある。
 本番担当は巨乳キャラクターのみ。
 平均年齢が高め。エロゲ特有の水増し18歳以上ではなくて、本編の都合上、成人キャラ
が多いのです。学園生(苦笑)はハント対象にはなりません。
 ツルペタロリキャラクターは無口型が存在しますが、最後まで脱ぎませんし。
 着衣H率は高め。ファーストフード制服、白ハイレグ水着半ずらし、ナース服、テニスウェア、
ステージドレスといった具合。

 更に、特徴として(ネタバレに付き、以下反転)
 薬物で、実際の人物を違う人物と思い込んでHをしてしまうシーンがあります。大抵は、未遂
で終わってしまうか、挿れる前に昇天してしまうのですが。


 本番回数は少な目の主人公ですが、暴走して鬼畜又は野獣化してしまうシーンが複数あ
ります。すぐに後悔するのですが、こういうセルフコントロールが出来ないタイプの主人公が
駄目な人は回避した方が宜しいかもしれません。
 更に、主人公はかなりオナニーを頻繁に行います。しかも、三こすり半で発射できる早撃ち
の特技あり。(笑)

 全体的に、濃厚なHよりも、シナリオを助ける形で18禁シーンを入れているという意図が見
えるように思えました。個人的はこの手法は好きなんで、あまり濃くなくても合格点。

 納得が行かないのが、優遇ヒロイン(主人公とくっ付き易いという意味)の「今日子」が最
後まで主人公と本番で交感しない事ですね。何故に??
シナリオ  亡くなった父を見習うように警察官になったが、1年で辞めてしまい、フリーター生活を送っ
ている主人公「神鳥 真一郎」。
 彼は義母に、歳が18歳も上な地方の大地主「方丈家」の三男に嫁いで行った義姉に当た
る「真希」の態度がおかしいので、様子を見てくるように頼まれる。
 再婚で嫁いできた義理の母の連れ子であった「真希」は、裕福な大家の一員となったの
に、癖のある親族に囲まれ、押しの弱い旦那には庇って貰えず、かなり疲労して不幸そう
だった。
 はっきりと助けを求めない義姉のトラブルを調べるうちに、主人公は「方丈家」の異常な環
境と怪しい一族に疑問を抱き始め、独自に「方丈家」の暗部に踏み込んでいく。

 シナリオはシナリオ1から3までの三本が存在し、それぞれ別の角度から地方に君臨する
異常な大家「方丈家」で進む事件を解き進める形になってます。
 どのシナリオも、中心になるヒロインというか人物−ヒロインと言うほど優遇されていな
い−が異なります。というよりも物語の主役というべきかもしれませんね。
 また、全てのシナリオを見ないと事件の全貌が解りませんが、どのシナリオも共通の素材
を使いつつ、全く異なった事件として読めますので、最後まで退屈しません。構成はなか
なか上手いと思います。
 特段突飛な展開になるのではなく、事件そのものを大きく変える事なしで、各シナリオ共
にしっかりと犯罪の中心人物を変えているし、それによって振り回される主役も交代させて
いるので、飽きがきません。

 最初からいかにも怪しい舞台と人々を用意し、それを突き止めていく物語りで、設定その
ものには斬新さはありません。だがしかし、とても上手い物語構成です。
 謎が謎を呼ぶという展開ではなく、隠されたパズルを少しずつ嵌め込んで1つのピースに
組み上げていくタイプの解きモノですね。
 ラストにはある程度のどんでん返しが有りますが、それまでに嘘と本音を織り交ぜて喋る
のが好きな性格、と言う設定の老婆「ミツ」に虚構と真実を織り交ぜた謎の核を何回か語ら
せてますので、プレイする側も何処までが本当か考えされられ、唐突に全てが明らかにさ
れ、その急展開に唖然とはなりません。
 これは上手い手法です。謎を小出しにしながら常に含みを持たせている。

 問題は、どのシナリオからもプレイできる事でしょうか。TRUEのシナリオ的なシナリオ1を最
初にクリアしてしまうと、後の2本がちょっと弱過ぎる印象になってしまいます。
 できれば、シナリオ2か3を強制的にプレイさせた後、最後にシナリオ1に行ける構成にして
貰いたかったです。とはいえ、大抵シナリオ1は最後になると思います。選択肢で敢えて最
初からBADENDを狙って行動しなければ、シナリオ2か3が先に来るでしょう。(ヒントは取れ
るアイテムを取る、という基本を守るか守らないか。徐々に盛り上がる展開を楽しむ為には、
基本に従うべきでしょう。)

 それから、ボリューム的には疲れが来る程でもないし、中弛みもしませんが、ちょっと登場人
物の内面描写や人間関係の生臭さの書き方が不足している気がします。
 もう少しボリュームを増やして、その辺りをしっかりと書き入れれば、更に本格的なサスペン
スに昇華できたのではなかと思ったりします。

 エンディングや後日談については、それなりに救いのある明るいもので、陰惨なシナリオの
救済措置として機能していると思います。シナリオ2や3では、明かされない謎に対する興味を
惹起するような引きになってますし。
 但し、シナリオ3のエンドで、唐突に主人公と義姉がセックスしているのは、ちょっと頂けませ
んなあ。もう少し脈絡付けてくれないと。
 このシーンが一番興ざめでした。これの為に減点1ポイントしてます。
 同じく、トゥルーシナリオのエピローグで「今日子」と主人公が絡むシーンでは単に服の上か
ら胸をもませるだけ。そこまで見せるなら本番させろと。
総評  インターフェイスは、懐かしの移動型ADVシステム。
 マップを移動して、イベントを進め、画面をクリックして「見る」事で怪しい場所を探したり、アイ
テムをゲットする。
 かなりオールド・ファッションな推理ゲームを思い出します。
 逐一「見る」を繰り返し、意味のない科白を聞かされるのはあまり好きではないですし、何回
か意味無く画面をクリックしないとイベントが進まないシーンは正直プレイのテンポを悪くしてま
すな。移動型ADVでミステリーモノでは仕方ない事なのですが。
 選択肢には一部時間制限付きのものがあり、音付きでカウントダウンされるポイントが幾つ
かあります。まあ、選択肢自体に嫌らしい引っ掛けもありませんし、それ程慌ててプレイしなく
ても大丈夫ですね。

   主人公は、元警察官という肩書きで、名探偵でも刑事でも何でもありません。
 従って名推理で事件を解いて行ったり、ハリウッドスター顔負けのアクションシーンもこなし
ません。
 その意味では、とても等身大の主人公といえます。
 が、その分事件を追う為に不法侵入してみたり、アチコチ嗅ぎ回る行動の理由付けが薄い
のが問題です。
 契機は、密かに好意を抱いていた同じ歳の義理姉が、陰謀で負わされた借金の事件を追う
ことから始まりますが、これはすぐにぼやけてしまいます。
 亡くなった父親に再三聞かされていた「正義の味方」の話から助成された正義感みたいな
ものから、「方丈家」に首を突っ込んで行く。

 再三、クサい科白アレルギーと、弁解じみた主人公のモノローグが出ますが、やはり主人公
の行動の原動力は「正義感」な訳です。
 やはり理由としては弱い。
 主人公を動かす原動力は表面上は「正義感」ですが、実は正義を唱えつつドメスティック的
には非常に問題のあった父親に対する幻滅とコンプレックス。そして義理姉の「真希」への屈
折した恋慕という感じです。
 特に、正義と言う概念に対して、性善説とか人間性といった単語を使い、物語中で散々説明
がありますが、これはあまり重要とは思えませんでした。
 というか、主人公を始めとした各登場人物の持つトラウマや屈託の書き方が足りないので、
そこまで考えさせられないと言うのが本当のところです。

 正義の味方になり損なったオトナがとるべき道は何か。
 人間は如何にして孤独を克服できるか。
 親子の関係とは何か。

 こんなメッセージをシナリオに盛り込もうとしてる意図が見られます。が、肝心の事件を読む
方で一杯いっぱいなので、こちらのメッセージはちょっと教条的に書かれ過ぎ、少なくともこの
物語では蛇足に近いです。
 ここをもう少し深く掘り下げて欲しかった。

 また、主人公は物語の進行役というロールが強く、どちらかというと狂言回しですね。
 主人公に入れ込んでプレイするタイプの人には、ちょっと合わないかもしれませんが、舞台
の説明係として捉えるのが吉ではないかと。
 何せ、性欲強いし、抑制効かないし、唐突にオナニーするし。

 唐突と言えばHシーンの挿入がやや強引な場面が多いですね。特に主人公に絡ませる場
合、いきなり鬼畜化させたりして、主人公にシーン登場回数を稼がせている意図が見えまし
た。
 18禁表現として、結構エグいシーンも登場しますし、そちらに力をもっと入れても良かったの
ではないかと。
 もっとも、大半のニーズはエロを濃くでしょうから、ユーザーデマンドに合わせた結果かも
しれませんが。

 しかし、その物語自体はかなり面白いです。
 一度シナリオを始めてしまうと、最後まで到達するまで止められない魅力が有ります。
 特に犯人というべき人物が謎ではなく方丈一族そのものが相手なので、犯人を追い詰めて
いく緊迫感はありませんが、謎を解きほぐして行く肯定が面白いのです。
 主人公がヘタレても、下半身暴走してレイプまがいな行為に及んでも、許せてしまうくらい本
筋には挽き込まれます。
 一癖もフタ癖もあるようなキャラクターが多数登場しますが、描写が短い割にはそれなり以上
に存在感と個性を主張していくれており、なかなかのキャラ立てです。萌え要素はありません
が。
 サスペンスやホラーの要素は地味ですが、かなり本格的に満たしたゲームです。
オススメ度  ストーリーは、ありきたりですが、予想の少し意表をつく気持ちよさが有ります。
 何となく想像できる謎ですが、実は意外な面があったりして、陳腐な印象はあまりありません。

 しかし、勿体無いです。駄目過ぎる立ち絵。使い勝手の悪い不安定なシステム。CVレス。
パッケージも地味。取り立てて話題に出来ないエロ要素...etc.
 ゲームの核であるシナリオはかなり秀逸なのに、それをアピールできる外殻が整わなかった
事。
 そして激戦区だった2003年3月28日に発売になってしまい、他の話題作に埋もれてしまった
不運。
 何とも気の毒なソフトの感を拭いきれません。

 個人的には、1000円台半ばという値段で買ったので、コストパフォーマンスは最高に良かっ
たです。元は十分すぎるくらいに取れました。
 基本的にシナリオ良ければ他は寛容なので、8点付けてしまいます。
 但し、このシステム廻りと絵で新品を買った場合に8点つけたかは自分でも少々疑問です。
 が、6点より下になる事はないですね。
 絵とかシステムの減点よりも義理姉との取って付けたようなエピローグHがマイナスです。

 ちょっと古いミステリー物とか好きな人なら迷わず買っておきましょう。秋葉中古なら一回り
した感じどれも2000円を切ってます。この値段なら迷わず入手すべき。
 CVレス駄目とか、絵が萌えないと嫌とか、移動や画面クリックがめんどいという人にはオス
スメはしませんけど。

 後、グランドフィナーレの後に続編を匂わせるショートなシーンが付いてますが、本当に「The
Black Box2」が出るようですね。
 今度はちゃんと発売日に買うので、ヘボイ絵とか足回りの改善宜しくです。SPEILさん。
 期待してますよ。 
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