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あした出逢った少女 (DVD版)
プレイ時間 | DVDレス プレイ |
CG枚数 | H回想 | ボイス | 評価 | オススメ 点数 |
7時間 | 可 | 232枚 | 4枠※ | フル | 5点 | 4点 |
※シナリオ回想モードにHシーン再生有り。
アペンドモードでHappyEndを迎えたヒロインとのオマケH有り。
★事前に期待していたもの
サスペンス系らしい(事前露出情報)シナリオに期待。
システム | 初回版ではインストーラーに不具合があり、一度アンインストールしてからインストールし なくてはなりませんでしたが、インストール自体は問題なかったです。 スキップは既読のみ。スピードはあまり速くないですし、画面のエフェクトが切り替わるた びに効果が終了するまで停止します。ノベルタイプとしてはいまいち使い勝手は良くないです。 オートモード(速度調節可能)、音声・BGM・効果音の音量調節もあります。 バックログはホイールマウス対応です。 一通りは揃っており、標準以上です。 |
音楽・CV | 音楽はかなりレベルが高いと思います。物悲しく美しいメロディが印象的です。場面場面に 合致した選曲も宜しい。 CVに関しては、演技自体は全く問題ないですね。ノベルタイプで主人公以外フルボイスとい うのは珍しいかも。 ただ、キャラに合っているかというと微妙です。4姉妹の年長2人はキャラと声がいまいち合わ なかったように感じました。 |
CG・立ち絵 | CGは正直微妙ですね。全体的にイベントCGは崩れ気味。中には悪くない絵もありますが、総 じて絵柄はいまいちです。 また、232枚と一見CG数は多いようですが、差分レベルでも1枚にカウントしてあり、背景画と 変わらないようなCGも1枚にしてありますので、実質はこの4分の1程度の70枚程度と考えれば 良いです。多くはないですね。 立ち絵自体はそれなりなんですが、作品の雰囲気には合ってないです。また、キャラが並ぶと 立ち絵の等身の差が出てしまい、違和感が凄いです。特に男性キャラと並ぶと物凄い異様な構 図になります。 絵的には誉められたところはありません。 |
エロ | 本編では1回こっきり。対象は全て処女ですので、まあオマケ程度のレベルです。 この補完のためかアペンドモードにてオマケHが各キャラ1回ずつ揃ってます。状況HappyEndの 後日譚です。まあ、本編に比べればそれなりでしょう。 が、問題は本編でのHがかなり異様なシチュエーション下で行われるキャラがいることですね。 (以下ネタバレにつき反転)ヒロインの父親を撲殺しておいて、その後すぐその場で野外セック ス。(ネタバレ終了) これはギャグなのか真剣に悩みました。 基本としてH自体が本編のスピンアウト的なシナリオの一環として物語に挿入されているため、 物語全体から俯瞰するとHシーン自体がオマケ扱いかもしれません。 |
シナリオ | 他のゲームを引用したくないんですが、「痕」の亜流というか、設定を使いまわしているという気 がしてなりませんでした。 四姉妹と主人公。四姉妹の性格付け。主人公と殺人鬼の関連を示唆した伏線の張り方という 具合に。 また、頻繁に「現在」と「過去」のシナリオが交錯する流れになってますが、このためにお話に 没頭できません。「現在」と「過去」の区別が非常に映像的にもし辛いため、ある程度ベースを 咀嚼してからでないと、物語の流れさえ掴み難いです。 屋外・昼間という場面では、主人公の目には空の色が毒々しいピンク色に見える、という謎掛 けを踏まえた区別が出来るんですが、夜間や屋内になるとそれすら難しい。 あまりにも頻繁に時空列を変換するというシナリオの失敗に加えてゲームインターフェイスも宜 しくないです。せめて現在と過去でウィンドウの色や形を変える等の工夫が欲しかった。 また、基本的に1本道シナリオのため、TrueEndを先に見てしまうと、後は全て陳腐化するという 欠点があ ります。というか各ヒロインのHappyEndが取って付けた以外の何者でもないお茶濁し でしかありません。 また、伏線と謎を複数仕掛け、先を読ませる手法自体は大変良いのですが、あまりにもラスト 間際で詰め込んだ解明を行うため、クライマックスに至るまでダレてしまいます |
総評 | TrueEndの展開はそれなりに意表を突かれた部分もあり、結構楽しめました。 しかし、逆を言えば、あまりにも説明不足・描写不測な稚拙さ多いため、先が見えないということで もありそうです。 「やられた」という謎解きではなく、「え、何でそうなるんだ?」と少々唖然とする設定を何の前触 れも無く使う点が見れます。 また、ヒロイン達四姉妹の影が非常に薄いです。各キャラに魅力が無いところが「痕」とは最大の 相違点だと思います。逆にいえば、メインヒロインの次女以外は、「殺され役」の位置付けから外れ ることがありません。 キャラ萌えとかの要素は皆無です。無くても一向に構いませんが、ヒロイン級のキャラに魅力が 欠如し、物語の進行上の殺られキャラではねえ・・・・。 それから、冒頭からの主要な謎の1つであった、ある風景の解明があまりにも杜撰だったのもガ ックリ。 全体的にミステリーにあれこれ加えようとして中途半端に終わってしまっている感が強いですね。 シナリオ的にも説明が足りない箇所が多い。 とはいえ、個人的にはこの手の話は好きなので、それなりに楽しめました。 謎が解かれる系統の話は好きですし、それなりに納得の行くラストではあったので。 |
オススメ度 | ボリュームが長過ぎないミステリー系のお話。 謎や伏線が張り巡らされたストーリーが好きなら、まあオススメしていも良いと思いますが、作り込 みは全体的に不足。 結構グロテスクな表現や人死にが多いので、あまり一般受けはしないと思います。 最大のマイナスはヒロインニも主人公にも惹きつける魅力が無いことですね。 ということで、4点くらい。及第点に届かない凡作です。 |
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