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我家に魔女がやってきた!〜わがまじょ〜 

プレイ時間 DVDレス
プレイ
CG枚数 回想 ボイス 評価 オススメ
点数
18時間程度★ 不可 100枚 49枠※ 攻略対象のみフル 6.5点 6点

★1週目で8時間程度。
2週目からスキップとジャンプ機能を利用して1時間〜1時間30分くらい。
※うちエンディング回想(H無し)が11枠。
シーンA/B、とキャラの大きさでのバージョン違いが2パターン×3=6

★事前に期待していたもの
「永留守」で並み居る鬼畜ゲーマーをも引かせた、たっちー初の純愛路線
モノに興味を惹かれました。パッケージ絵も良い感じだったので。

システム  最低限のモノはあるのですが、やや使い勝手が良くないです。
 まず、スタートメニューにショートカットが生成されません。メディアレスのプレイが不可能なので
まあ、DVDを出し入れするかクリックしてランチャーを立ち上げれば良いのでしょうけど。

 コンフィギュレーションは、画面上のメニューバーからプルダウンウィンドウ呼び出しで行う形。
 但しセーブやロード、バックログ等のメニューはメッセージウィンドウの右に文字パネルで並ん
でいる為、操作場所が2箇所に分散してしまってます。いまいち使い辛いですね。

 ●画面上のメニューバー
 フルスクリーン・ウィンドウの切り替え
 メッセージ速度の調節(2段階のみ)
 画面エフェクトの有無
 タイトルに戻る・ゲームの中断
 音量調整(BGM・音声・効果音・総合ボリューム)のアナログバー
 音関連のOn/Off(個別ボイスのOn/Off選択は無し)
 テキストスキップのスタート(既読・未読判定有り)

 がコントロール可能です。

 ●メッセージウィンドウ横のアイコン
 セーブ・ロード
 バックログ表示(音声リピートは別ボタンで対応)
 メッセージスキップ開始
 シーンを次の選択肢までジャンプ
 画面上のメニューバーの簡易版コンフィグ呼び出し
 CG・音楽モードの呼び出し
 タイトルに戻る・ゲーム終了

 となりますが、かなりダブってます。それに、ゲーム中にCGアルバムモードや音楽アルバムの
呼び出しは必要性があまり感じられません。
 ホイールマウスに非対応なのもマイナス。バックログ等が使い難い。
 メッセージスキップも既読・未読の判定がやや曖昧で、明らかに既読部分でも止まる事があり
ます。更に、スキップスピードは速い方なのですが、所々で止まってしまいます。処理の関係かも
しれませんが。
 次の選択肢までジャンプ出来る機能は親切なのですが未読部分があろうがなかろうが、全て
スッパリとかっ飛ばしてくれるので、ゲームコンプの直前までは使用するポイントで悩みます。

 それから私がプレイしたバージョンでは結構バグがありました。立ち絵の服装が現在の状況と
は全然違う物になっていたりして、しかもそれがかなりのネタバレになったりしたのは致命的か
と・・・・。声とテキストが合ってない部分もありました。
 メーカーから修正パッチが出てますので、当ててからプレイを推奨します。

 それからインストールの容量が大き過ぎます。NTFSでディスク上の容量が3.72GB。そこまで
エフェクトとか使っている感じはしないんですけど。もう少し圧縮して貰いたいですね。
 オプションでインストールの容量は調整が出来ますけど。

 全体的に優れたシステムが出揃ってきた最近では、不満がかなり残りました。 
音楽・CV  音楽はサンプリングとストリングス主体の無難で普通なアレンジが多いですが、耳への感
触が良いです。質的には良いのですが、BGMはたったの10曲しかありません。
 折角DVDメディアを使っているのに、物足りません。
 音声は攻略対象のみフルボイスという、実に攻略にも親切な設計です。(笑)
 演技的には全く問題なし。声優さんは非公開ですが、大抵何処かで聞いた事のある方がCVを
当てられているようです。
 ただ、物語の流れで主ヒロイン格の3人のサイズがお子様レベルまで縮むんですけど、その時
の演技が大人のままの声という点が気にはなりました。
 いえ、決しておこちゃまボイスにしろというのではないですけど・・・ロリ属性無いですし。
 このあたり少し声質を変えたらもっとインパクトがあったかな、と思う程度です。
CG・立ち絵  パッケージの絵は、非常に綺麗という表現が似合いますね。
 一枚絵CGは若干塗りにムラがある感じもしますが、これまた綺麗で淡い感じが良く活かされて
いると思います。
 但し、立ち絵があまりにも手抜きですね。一言で表現すれば、ショボイ。
 パッケージ絵とのギャップは凄い。まあ、ゲームやってるうちに慣れるんですけど。
 メインヒロイン扱いの「キリ」の大人バージョン立ち絵はかなりキツ目になってしまっていたりし
ます。
 立ち絵の表情も少な目です。もう少し喜怒哀楽の表現をオーバーアクションにして欲しかった。

 背景も実写取り込みをレンダリングしたようで、チープです。
 また、メッセージウィンドウ左横にフェイスウィンドウも出るのですが、立ち絵がちゃんと表情を
変えているので、わざわざ出す必要があったかは疑問。たまに表情が違ってたりしましたし。
 そして脇役になると、影絵の顔に「男」「女」の白抜き文字という手抜きの極意がフェイスウィン
ドウに出てくるので、かなり脱力します。最初から無くても良かったんではないのかな。
エロ  メインの3人の魔女っ子は、とある事情からサイズが縮んでしまい、同時に魔法の源である魔力
まで縮小してしまいます。
 これを取り戻す為には主人公と契約(=ナニです)して複数回力を補給して貰う必要が・・・・
 てな感じですから、回数はかなり多目。主格の3魔女は身体が縮む前後のバージョン違いを含
めると11回のシーンがあります。
 また、非常に着衣Hに拘りが感じられます。

 プールではスクール水着の半脱ぎH。
 夏祭りでは浴衣の半脱ぎH。
 魔女達は、家事手伝いをするのにメイド服を着ますが、当然メイド服半脱ぎH。
 体育祭ではブルマ・体操服の半脱ぎH。
 そして変身がお約束の魔女っ娘コスチュームでも半脱(以下略)

 その手の嗜好の人にはオイシイシチュエーションがてんこ盛りです。
 そして、全て和姦だけ。というかオクテの主人公にあの手この手で迫る美少女魔女っ娘達に、
主人公は終始押され気味。
 が、ある回数までHを繰り返さないと、3魔女娘は身体のサイズが元に戻りません。縮んだ場合
はどうみても実年齢小●生低学年・・・・。私にはちょっと小さ過ぎでしたが・・・。
 小さいモノが好きな方と、大きくなった美少女両方を味わえるんですけど、長さとしては小さい方
が過半数以上を占めます。
 それから尺自体は短めで、アッサリしてますので、濃厚ではないですね。寧ろ回数で稼いでいる
という感じです。
 当然、3魔女との4P、ハーレムプレイはあります。1回だけですけど。
 後は、幼馴染や後輩を始めとしたキャラの扱いが結構ぞんざいです。他キャラとのHは1回こっき
りです。3魔女娘の11回と比較するとかなり冷遇されてます。
シナリオ  精神文明の発達した「魔法界」と普通の人間が住む「物質界」が存在し、魔法界で禁忌を破った
魔女「キリ」が物質界へ追放された。そこで主人公と出会い、追っ手としてやってきた魔女の姉妹
を巻き込んでなし崩しに同居していく・・・・

 という、まあ魔女っ娘モノとしては極めてオーソドックスな物語です。
 前述しましたが、物質界でお子様サイズに縮んでしまった魔女達が性行為を繰り返す事で力と
本来の身体を取り戻せる、という設定は「小さい」レベルがちと尋常ではない点を除けば、(そこが
ポイントという人は多いかも)斬新ではないです。
 しかし、とても読みやすいテキストと、丁寧且つ無駄がない会話シーン。キャラの立て方も上手く
て、楽しく読み進める事ができます。
 また、追っ手が掛かっていて、生命の危険にすら晒されるという状況下なのに、ホームコメディと
化してしまう主人公の家。このマッタリ感がとてもほのぼのしてて宜しいです。
 主人公は物凄いのレベルを超越した善人振りを遺憾なく発揮し、オレ様主人公やナンセンスな
主人公が多いエロゲーでは、かなり特殊ではないかと。
 善い人間=気弱・ヘタレ な主人公となり勝ちですが、この主人公は流されやすい所が玉に瑕で
すが、しっかりしてますね。アチラ方面もかなり禁欲的です。見ていてじれったいくらい。
 ・・・その割には結構テクニシャンぽかったりしますが、まあそれはそれとして・・・。(苦笑)
 久しぶりに良いヤツと呼べる主人公だったと思います。

 ストーリーも随所に魔法界からの刺客登場というアクセントを挟みながら、季節イベント(Hの為
に用意されているんでしょうけど)で濡れ場と日常を見せる、とマッタリな割りには退屈をさせませ
ん。
 そしてクライマックスでは、悪の親玉を主人公とヒロインの力で倒してハッピーエンド、とお約束
ですが、鬱展開も無し。きっちりとは纏めてます。

 初回プレイではかなり楽しめること間違いなし。
 が、2週目以降は展開がラストの主役が入れ替わるのみで、後は小さなセリフの変更くらいしか
ありません。つまり、ヒロイン別の個別イベントが全くと言ってよいほど無しで、一本道なストーリー
に終始してしまっているのです。
 結ばれるヒロインとは、プラクティカルなお話ですが、Hした回数で決定されます。選択肢はとても
簡単なのでまず間違える事はないですね。

 ですので、2週目以降はエンディングのCGを見るだけの作業になってしまいます。
 そのうえ、誰とエンドを迎えても、他のキャラの後日談をテキストであっさりと説明してオシマイ。
そして、どのエンドでもそのパターンが同じなので、エンディングの変化を見て楽しむ事も難しい。
 これは勿体無いです。
総評  エンディングがかなり多い、(個別キャラエンド7。後は3魔女娘とHした回数に応じて2人エンドが
3つ。3人エンドが1つ)のですが、個々のキャラのエピソードが少なく、話の流れに沿って動いてい
るだけになってしまっています。
 その為、キャラは魅力的なのに、そのシチュエーションが活かしきれてません。
 後半の展開も性急ですし、主人公の隠された力(お約束ですな)も意外にアッサリと片付けられ
てしまい、もっと盛り上がりを期待していたのにやや肩透かしのラストが惜しい。

 そしてEDソングのEDムービーにて、思いっきりネタバレしてしまっているので、1回プレイするとそ
の他のキャラのEDまで予想できてしまったりするのはどうですかね・・・・・。

 使い古された素材ですが、かなり上手く扱えていると思えます。がそれだけに作り込みが足りな
いのは非常に残念。
 各キャラとの恋を育成するような過程がすっとばされ、Hの回数だけで最終ヒロインが決まる形に
してしまったので、かなりゲームとしては制約を受けてしまった感じです。
 Hの回数が豊富にはなっているのですけど。
 今一歩足りなかったのですが、初回プレイだけなら良作レベルなので6と半分で6.5点。
 次回も陵辱・鬼畜でなければ購入したい意欲は沸かせてくれました。
オススメ度  魔法とか魔女とかの非日常をナンセンスではなく、ゆったりと枯れ気味の日常生活に上手く溶け
込ませているゲームなので、万人向けになると思います。
 惜しむらくは立ち絵が酷い事と、縮むサイズがかなりマニアックな小ささな事ですね。
 純愛系ゲームとしては手堅いので、プレイしても損はしないと思います。凡作よりは上なんで6点
ですかね。小さいのが好きな人ならプラス1点しても良いと思います。
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